2011年 05月 09日
photo diary 「栃木に元気もらいました!」
アート市出展の翌日から、震災以降初の栃木に♪
まずは芳賀郡市貝町の芝ざくら公園に行ってきました~♪♪
地震の影響で道路が地割れし、西からの交通が寸断されていましたが・・・
お餅つきをしていたり、素朴なにぎわいを見せていました^^
お花畑の広さもさることながら、花びらそのものも大きくて圧巻!きれいでしたよ!
トンビが飛んで、ウグイスやヒバリが鳴き、ツバメが水田をスーイスーイ・・・
自宅近辺ではもう会えないヒーちゃん(ヒヨドリ)の姿も見られた、にぎやかな北関東の空でした
栃木・・・あちこちで、民家の屋根瓦が落ちてブルーシートがかけられていました。
大谷石の塀が崩れていました。馴染みの温泉が廃業してしまっていました。崖崩れも見ました。
あの地震にまつわるいろいろな話を聞き、あらためて、その巨大なエネルギーに驚くばかりでした。何と言ったらいいかわからないまま、実家の仏壇に線香を上げ、ただただ手を合わせたのでした。
(写真は「元気あっぷ村」という施設内の建物です・・・ここの農協のトマトは絶品なんですよ♪)
そんな中でも、「普通の生活」が取り戻されていました。
わたしの心を和ませてくれる、「農の風景」が、ここにはありました。
GWといえば、毎年田植えシーズン。
平地の水田に張られた水が鏡になって、空や家や木々を映しだして、とってもきれい。
一年のうちで、いちばんうっとりする幻想的な風景を見せてくれて、大好きです!
もちろん、BGMは、カエルの大合唱ね^^;
グングン命はぐくむ、畑・田・・・その命が、わたしたちの命となる・・・ありがたいですね。
ゴマより小さい種からも、ほら、細いけど元気なネギの芽が・・・!
こちらはジャガイモ畑。どれも全部同じ日に植え付けしたそうです。
育ち方にも、個性が出ますね!
**アンデス**
**十勝こがね**
**レッドムーン**
**きたあかり**
「がんばれ栃木!」とは、部外者の台詞だということがはっきり判った滞在でした。
頭ばっかりでっかちだったジブンを静かに反省しました。
そんなこといわれなくても、生きるために、生きているその場所で黙々とがんばる
それが人間なんだなあ。
生き物なんだなあ。
気付いてみれば、そんなこと、当たり前なのかもしれないな。。。
だからこそ、その「当たり前」を奪われたかたがたの苦しみは・・・
林檎の花も咲き始めていた、栃木の県北だよりでした。
東北の林檎の花も、もうすぐでしょう。
福島、桃や林檎の花、咲いていますか。
きっと今年も美しく咲き誇ってくれることでしょう
命つなぐ花だもの。
きっと・・・。
by zoeyu | 2011-05-09 11:15 | on a trip