2013年 06月 18日
はじめて こぎん刺しを 刺してみています
桔梗が咲きました**
前々から興味がありました
軽い気持ちで思い立ち
はじめて刺してみています
ここまできました
こちらの本が先生、です。
『はじめてのこぎん刺し』 鎌田久子著 日本ヴォーグ社発行
こぎん刺しは、北国津軽で、300年以上前に生み出されたものだそうです。
こんなにも素晴らしいものが、地域の伝統として、受け継がれてきたのですね。
わたしは津軽の人間ではないけれど、同じ日本人として、受け継ぐひとしずくとなりたい・・・
ここにあるものを、受け継ぐことがしていきたい・・・
静かに、そう思ったのでした・・・
最近、かんがえたりすることが多いからかな・・・
生まれて、育って、消えていく。
その、連綿とした、命を受け継ぐという、おおきな流れのようなものを・・・。
それとは別に もうひとつ
本のなかで、わたしの心にとても強く残った一文がありました。
「この技術や模様は誰が考え出したものではなく、アノニマス(無名性の)デザインです。」
という言葉です。
「アノニマス」な伝統に癒されたくなったのも、こころの内側の、本音のような気がします。
ちかごろのわたしは、創作者とか著作権とか、無意識にちょっと過敏症ぎみだったのかもしれません・・・
こぎん刺し
たくさんの時間を費やしていきたいと思える刺繍
出会えてうれしく思っています
クロスステッチ・カウントステッチ同様
いつかもっときれいに刺せるようになっていきたいです
大切にしていきたいです
庭の梅の実が、これくらい大きくなりました
そうそう、わたしが刺したこの図案のモチーフは、「梅の花」なのだそうです♪
思い立ってすぐ刺したので、手持ちのDMC25番刺繍糸です。3色のグラデーションにしました。
クロスステッチと、アルジェリアン・アイ・ステッチのアレンジも加えてみました☆
和柄には、この季節、なぜか涼を感じて、目にすると気持ちいいです。
はじめてのこぎん刺しですが、最終的には、本の表紙のようなバネポーチに仕立てられるといいな♪
by zoeyu | 2013-06-18 13:29 | Kogin